2017-11

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ときめいて死ね

髪を落とされて爪をはがされた。
付け根にまだ白くてふにゃふにゃした皮がくっついたまんまの爪を、生肉むき出しの指先を掌の中にかばって歯を噛み締めてる俺の前に落として、先生は言った。
みろ、ひとつの死がここにある、と。

ざんばらにされたまま伸ばせずにいる。
同じ様に爪も短いまま。指の肉を超えた所で、めき、と天に向かって力が働くのを思い出す。
いやだ、と思って、怖い、と思って、爪を噛む。薄皮をはがして、咀嚼して、腹の中に収めてしまう。
痛みを恐れるのはいいことだ、と教えられた。痛めつける腕の持ち主も、同じ火傷の痕を脇腹に残している。
何が痛いか知って、何の痛みを恐れるか。
それにお前という性が出る。そう教えられた。火箸の痛みを知れば火矢の脅威を知ることになる。骨に肉を破られる痛みを知れば受身を取れぬことの恐ろしさを知る。痛くないと強がって死ぬもの、治療のために傷を洗う痛みを疎むあまり、傷のとこから熱が体中に広がって死ぬもの。いろいろだった。死に方に性が出る、となるほど佐助も他のやつらも納得して、そろそろと、自分の怪我を確かめるように、影が後ろにくっついてるか確かめるように、自分の痛みを振り返った。十把一からげの中で頭ひとつ飛び出て、自分より周りよりうまくやっていると思うのにひょんな事で死ぬ奴もいた。そんな時も先生らは当たり前だという顔をして、次の奴の名前を呼んで鞭を振り上げた。
子供はいくらでもいた。
一人減れば新しいのが増えるまでの当分の間自分の食い扶持が増える、その程度だった。
死にたいと思うほど生きておらず、かといって死にたくないと望むほど生きたくもなく、ただ痛みだけ、痛いことだけ、痛いなあ、と思って、あとは腹が減ったあとの飯のうまさだとか、それをうまいとは思わず、ただ感じて、走るか折檻されるか眠るか食べるかして過ごしていた。
痛くて眠れない時、腹が減って眠れない時、忘れるためにみんな体をつなげた、あとは誰かが泣いた時苛立った時惨めな時、体は全てをなだめるための手段だった。
頬にくちをつけて、首を舐める。肌を摺り寄せて腕を回す。そうすれば相手もすんすんと鼻を鳴らして受け入れる。舐めあって、慰めあって、疲れて、いつの間にか忘れて、眠ってしまう。とろとろと。

獣のようだな、と旦那は鼻の上に皺を寄せた。
まあね、と認めて佐助は自分の主人の太股の付け根に鼻先を押し付ける。ぐり、と額を左右に擦りつけて、割り開こうと促す。
「でも落ち着くじゃない?」
佐助の頭の動きに負けてうすく開いた足の間に頭を突っ込んで、旦那の下の毛のなかに鼻を突っ込む。ちろ、と舌を出して陰嚢の裏を舐めると、こら、と旦那の掌が頭を押さえた。
「んー……」
足を開いておいて今更、と。意地悪をする気持ちで両手で左右の太もものつけねを押さえる。く、と外に向かって僅かに力をかけると、慌てた様子で俺様の顔を両手で押した。
「むー!」
鼻を正面から押されて抗議の声を上げる。抵抗の手段として口を開いてべろりと掌を舐めて、ぎゃあ、と悲鳴が上がるのににやりと笑った。
「なに?こういうのの方がいいの?」
体重をかけていた両手から力を抜いて、ほっとした足が俺様の体を挟んで閉じるのを意に介さず俺様の顔をおさえている手を捕まえる。利き手の手首から人差し指の先まで舌先をつ、と走らせて、爪を歯の間にに挟んで笑った。指先を食まれた旦那の顔がかあっと赤くなる。
「ふふ……」
睫毛を伏せて。舌を目一杯使って、指の腹を上から下へたっぷりと唾液で濡らして舐めていく。指の付け根まではわせた舌を今度は上へ動かして、ちゅ、とわざと音をさせて口の中へ含む。俺様をはさんでいる旦那の足がわなわなと震えた。
「この……この……っ!!」
「はれんひ?」
指を咥えたまま言って、目を開いて旦那を見上げてまた、ふ、と笑う。
一瞬絶句した旦那が真っ赤な顔ですう、と息を吸った瞬間、ぱ、と手も口も離して顔の横で手をひらひらと降る。
「でも、ほぐれたでしょ」
じゃあ、俺様も明日早いからばいばい、と独眼竜の所でおぼえてきたばてれんの言葉を使って、どぷん、と影に沈む。旦那がばしんと床を叩いたのを聞いて、床下の闇のなかでくつくつと笑った。
明日、陽の光の下で鍛錬するときにはこんなのをきれいに忘れて清廉潔白。
体を使って慰めあうストラグルな俺様たちとはえらい違い。

ときめいて死ねと言われているみたいだ。あんなうぶなくせに、平気な顔で人を弄ぶ。


ボノボとか、貴志祐介の新世界よりとか。そういうのをしてる忍びたちかわいいし、苦痛を忘れるためにセックスに逃げる伊達とかいいなとか。

萌えねーやべーどーしようとか言いながらこんなん手癖で書いてしまう或いは書けてしまうわけですよ。なんという不実。
やめてしまうのは恋の話でライターで脇腹焦がされちゃった山小屋の思い出に近い位置づけ。笹薮の中にはササダニがいるんですよー。こわいですねー。爪の間に入られたりしたら炙った針突っ込んで焼き殺すんですよートゥットゥルー。それでも頭が残ったら爪剥がされてレーザーですよライム病こわいねー防止のための御薬の副作用は幻覚です。エキノコックス警戒してたらこのざま。Amazon仕事しろ。過剰梱包とおんなじで一枚剥がしたらみんなお芝居なんですよ。お仕事なんです。奥さんいるから養うためにあざといホモセックスごっこしてる。二次元なんてみんな嘘です。実は入ってないし実はヨーグルトだし同人誌にお金がいるのはみんな事務所にお金払ってるからなんですよね。だってそんなに都合よく行くはずない。行くはずがない。左目が見えない。右目は元から……いやなんでもないです。鼻からパンジー生やして人間貪り食うゾンビになりたいですねお盆には実家に帰れませんだからほら、
ニヤリと笑ってスマイルだっ!!!

ところで露出狂に自転車で追い回されて飛び込んだ交番に誰もいなかったので日本人やめていいですか。
だから全部嘘だって言ってるじゃないですかぁー。病んでないですって。虚言癖ですって。それも嘘ですって。
病気なんかであるはずがない。

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